GH3動画撮影時のローライト性能チェック(12-35mm / 新14-140mm)

F2.8レンズなら、肉眼で見るより少しだけ明るく写りました。画質や後処理の事を考えるとGH3のデータの方が優秀ですが、LX7の方が明るく写ります。。。

GH3動画撮影時のローライト性能チェック(12-35mm / 新14-140mm)

GH3の動画撮影時のローライト性能をチェックしたページ。
 ・LUMIX G X VARIO 12-35mm
 ・LUMIX G VARIO (新)14-140mm /F3.5-5.6
の2本をテストに使用。LX7との比較もアリ。

撮影時の条件
 ・SS 1/30
 ・ノイズリダクション・・・無効
かなり暗いシーンの撮影を想定しているので、SSは30fpsまで落としてチェックを行う事にした。また、「映っている事」を重視し、撮影時にノイズリダクション機能は無効(または最低)に設定している。

以下の画像は、特に注釈がない場合は全て動画からの切り出し。

テスト条件、被写体

撮影は近所。光源はかなり暗い住宅街の街灯1本。
LX7 のローライトテストをした場所と同じ。

まずは「肉眼で見るとコレくらい」って画像
肉眼で見るとこれくらい
▲クリックで拡大
肉眼で見るのとほぼ同じレベルに補正処理してます。
 ・時間:夜23~24時頃
 ・被写体: 深夜の住宅街(近所)
 ・暗めの街灯1本のみ。
今まで持ってたビデオカメラでは、撮影しても何にも写らないレベルの暗さ。

参考: LX7テスト時の結果

比較用として、以前撮影したLX7のデータを先に掲載しておきます。
ぶっちゃけ、センサーのサイズよりレンズのF値の方が重要っぽい。
画質はGH3のデータの方が良いですが、GH3+F2.8より、LX7のF2.3の方が明るいです。

Sモード、SS1/30、ISO6400
▲クリックで拡大
ISO6400 / 絞りF2.3 / SS 30 / 露出 -2.0EV
肉眼で見るよりかなり明るい。LX7ではSS30ではこの明るさが限界。
ちなみにLX7は露出をプラスに振ると暗部も明るくなるので、ローライト撮影時の露出はマイナスに振ります。

GH3 + LUMIX G X VARIO 12-35mm 使用時

Mモード( SS30 /F2.8 / ISO6400)
Mモード( SS30 / F4.5 / ISO6400)
▲クリックで別窓表示します。
肉眼で見るより、ちょっと暗いレベル。
白い車だけ、なぜかクッキリ写っている。
GH3+12-35mm のMモードでは、これが限界。
これ以上明るくするには、フォーカスもマニュアルに設定して、SSを30以下に落とす必要がある (AFだとSS30以下に落ちない)

S固定モード( SS30 /F2.8 / ISO AUTO)
Mモード( SS30 / F4.5 / ISO6400)
▲クリックで別窓表示します。
MモードのISO6400利用時と同じ明るさ・同じザラ付きになった。
ISO AUTOに設定した場合も、ISOの上限は6400らしい。
未加工データとしては、この明るさが限界と言うことか。

S固定モード( SS30 /F2.8 / ISO AUTO / 露出+3.0)
S固定モード( SS30 / F4.5 / ISO AUTO / 露出+3.0)
▲クリックで別窓表示します。
肉眼で見るよりハッキリと明るく、LX7のデータより明るくなった。
車の赤い色がハッキリと確認できるレベルになった事に感動した。
この明るさで撮影が出来るってのは超嬉しい。

詳しい話は後述するけど、この時のGH3の挙動はISOを12800~25600に増感している訳ではなく、トーンカーブをイジって明るくしている感じ。
(つまり動画撮影時のISO上限は6400)

 

GH3 + LUMIX G VARIO 14-140mm /F3.5-5.6使用時

レンズを14-140mmに変更してテストを続行。

撮影時の焦点距離は35mmに設定した。
この時、14-140mmレンズのF値の最小は4.5となった。
12-35レンズより1.3段くらい暗い。

Mモード( SS30 /F4.5 / ISO6400)
14-140 Mモード( SS30 / F4.5 / ISO6400)
▲クリックで別窓表示します。
肉眼で見るより、随分暗くなってしまった。
これは使えないレベル。

S固定モード( SS30 /F4.5 / ISO AUTO)
S固定モード( SS30 / F4.5 / ISO6400)
▲クリックで別窓表示します。
12-35レンズと同様、MモードのISO6400と同じ明るさ・同じザラ付きになった。ISOオートで暗い所を撮影する場合は、やはりISO6400になっている。

S固定モード( SS30 /F4.5 / ISO AUTO / 露出+3.0)
Mモード( SS30 / F4.5 / ISO6400)
▲クリックで別窓表示します。
多少明るくなったが、肉眼で見た感じより暗い。
最大限に露出を上げても、ちょっと使えそうに無い。
先の12-35 F2.8と比較してみると「同じ または やや暗い」と言ったところ。

露出を+3.0しても、1段分上がるか上がらないか・・・という感じだ。そして暗部の階調が失われている分、12-35 F2.8より大幅に画質が落ちている。

トーンカーブを弄ってみたが、こんな感じ
トーンカーブを弄ってみた
▲クリックで拡大
露出補正+3.0の切り出しデータをPhotoshopで色々弄ってみた結果。
やはり元データが暗すぎて、細部を復元するのは不可能だ。

っていうか、これ階調が乏しすぎるだろ?
GH3内部で無理矢理増感してるだけなんじゃない?
と、なんか色々と気になってきたので、「露出補正なしのデータ」もトーンカーブを弄ってみて、確認してみる事にした。

露出補正なし+トーンカーブ/露出補正+3 の比較

Mモード( SS30 / F4.5 / ISO6400 露出補正なし)を PhotoShopでトーンカーブ調整
Mモード( SS30 / F4.5 / ISO6400)
▲クリックで別窓表示します。

S固定モード( SS30 / F4.5 / ISO AUTO) GH3側で露出+3.0
Mモード( SS30 / F4.5 / ISO6400)
▲クリックで別窓表示します。

途中で気が付いた通り、ほぼ同じ絵になった。
やはりGH3の動画撮影時のISO上限は6400で、それ以上に露出補正をかけた場合はトーンカーブを弄るような挙動をするっぽい。

ちなみにこの時のPhotoShopのトーンカーブ設定
PhotoShopのトーンカーブ設定
結構難しかった。
GH3の露出補正は明るい所が殆ど白トビせず、かなり自然な階調になっているけど、手動で調整すると明るい所がかなりキツい表現になってしまう。
GH3の自動補正のような自然な仕上がりにするのは結構難しい。
撮影時に余裕がある場合は、GH3の露出補正を手動で変更するのが良さそう。

ISO12800~25600で撮影してみる

少し気になってきたので、写真撮影モードにしてISO12800~25600で撮影してみた。
サイズを1920x1080に設定し、長秒ノイズ除去OFFなどの設定を行い、出来るだけ動画撮影時のデータと同じになるように設定した。

写真Mモード( SS30 /F4.5 / ISO12800)
Mモード( SS30 / F4.5 / ISO6400)
▲クリックで別窓表示します。
ISO6400の時と大して変わらん。なぜだ?

 

写真Mモード( SS30 /F4.5 / ISO25600)
Mモード( SS30 / F4.5 / ISO6400)
▲クリックで別窓表示します。
ISO6400から2段明るくなったが、出てきた絵は思ったより明るくない。
そして動画撮影時の「ISO6400 + 露出補正+3.0」とは全然雰囲気の違う絵になった。

やっぱ動画撮影時のISO MAXは6400で、それ以上明るくする場合はISO処理とは異なる部分で増感している。。。のかな?

結論

SS、F値、ISOが同じ値ならば、カメラが異なっても同じ明るさで写る。
 ・センサーや処理エンジンの違いで多少明るさは異なるが、誤差レベル
 ・ノイズや解像度などは、センサーや処理エンジンの性能差がハッキリ出る

ローライト撮影時、住宅街の街灯レベルの明るさの場合は
 ・14-140レンズは役に立たない。
 ・最低でもF2.8クラスのレンズが必要。
 ・GH3の動画撮影時、ISO AUTOの最大感度は6400

後からノイズ処理や補正処理をする事を前提に考えれば、LX7のF1.4~F2.3レンズも非常に魅力的だ。画質は多少落ちるが、LX7の撮影データの方が階調データを沢山持っている。

さらに暗い所の撮影をしなきゃイカン場合は・・・・撮影時に余裕があればフォーカスを手動にしてSSを1/30以下に落とすしかないみたい。あとはズームを捨てて明るい単焦点レンズを使うしか・・・。

 

どうでもよい あとがき

夜中にデジタル一眼カメラを持って住宅街を徘徊するのは、ズバリ変な人だ。
この行動はかなり勇気が必要だった。流石に変な汗が流れた。俺完全に変質者ですやん('Α`)

同じ場所で GoPro HERO3 やLX7のローライト性能をチェックした時は、カメラはポケットに忍ばせる事が出来たし、自分のしている事に何の後ろめたさも感じなかったのになぁ・・・・。カメラが本格的になると、こういう部分でも気を使うようになるのか。。。



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更新日 2014/10/01(2013年07月公開)このページはリンクフリーです

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