まずは、Adobe Premiere Pro CS5の通常のインターレスの指定方法について。
Adobe Premiere Pro CS5の通常のインターレスの指定方法
▲クリックで拡大
 1. プロジェクトタブを選択
 2. 動画素材を右クリック
 3. [変更]、[フッテージ変換]を選択
 4. フィールドオーダーを手動指定
上記のような手順でフィールドオーダーの変更を行います。

また大抵の場合、Mpeg2、M2TS、TS素材は自動でフィールドオーダーが指定されるので、ユーザーが改めて再指定する必要はありません。時々フィールド情報が誤って登録されますが、上記の手順で正しいフィールドを指定可能です。

しかし、
  ・そのインタレ素材は avi 形式(xvidやMjpeg)だ
  ・または TFF / BFF 指定を行っていない h264 形式だ

こんな動画素材は、時々Premiere Proが正しく認識してくれないみたいですね><
ドツボにはまりました。

症状

  • インターレース出力した動画のフィールドが反転してしまい、再生時にカクカクしてしまう。
  • タイムライン上の「優先フィールドの入れ替え」を行っても効果が無い
  • シーケンスのフィールド設定(奇数/偶数)を反転しても直らない
  • 出力時のフィールド設定(奇数/偶数)を反転しても直らない

通常は、
タイムライン上の「優先フィールドの入れ替え」
▲このタイムライン上の「優先フィールドの入れ替え」を行えば直りますよねえ。
Premiere ElementsやUlead Media Studioを利用していた頃は、(avi形式でインタレ動画を保存していても)この方法で問題無かったのですが、今回は通用しません。。。

 

解決方法

めっちゃ力技です(滝汗)
インターレースがカクカクするのが直らない
▲クリックで拡大
 1. 正しく処理されない動画を選択して
 2. [エフェクトコントロール]>[ビデオエフェクト] > [モーション]
 を選択し・・・

1ピクセルずらす
▲縦方向の位置を1 ピクセルだけ上下どちらかに移動させる

これで正常に再生可能な インターレース形式のDVD動画が出来上がりました。
しかも1ピクセルずらした後の動画は、出力設定を[奇数・偶数]どっちに指定しても正常に再生できる動画になります。。。

 

以上がフィールド処理が正しく行えない場合に無理矢理フィールドを反転させる方法。
以下は一般的なフィールド反転方法の紹介です。

通常は、以下の方法で修正する

シーケンス内の1動画のみがフィールド反転している場合
フィールドオーダーの反転
▲タイムライン上で問題の動画を右クリックし[フィールドオプション]を選択し、
フィールドオーダーを反転させる。

シーケンス内の全ての動画がフィールド反転している場合1
出力時にフィールドオーダーを指定
▲動画を[書き出し]する際に、フィールドオーダーを指定しなおす。
シーケンス作成時や出力時には、フィールドオーダー(偶数/奇数)を指定可能。

シーケンス内の全ての動画がフィールド反転している場合2
反対のフィールドでシーケンスを作り直す
▲クリックで拡大
新規にシーケンスを作成し、反対のフィールドを指定する。
そこでシーケンスを作り直すか、または 元のシーケンスをコピー&ペーストする。

 

今回の場合、なぜかこれらの処理では出力結果に変化は無く、フィールドが反転。カクカク動画になってしまう・・・('Α`)

そして、
 シーケンス :奇数から / 書き出し: 偶数から 
(敢えて反対のフィールドで出力させる) のようなイレギュラーな形式で出力しても、一向にカクカク動画から脱出できず。

あとがき

古い形式の MjpegやXvidのインターレース素材や、フィールド情報を持っていないh.264 動画は、Premiere Pro では変な処理しちゃうみたいですね?
「今回自分が採った対処方法は間違っている」と分かっているのですが、縦方向に1pxずらす以外の方法では解決に至らず。どうすりゃ良いんだ、コレ・・・?(^_^;